2015年1月29日木曜日

子宮外妊娠でも妊娠検査薬は陰性になる

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妊娠しているのに妊娠検査薬で陰性になる可能性として、「子宮外妊娠」が挙げられます。

【子宮外妊娠とは】

妊娠する場合は、普通は受精卵が子宮内膜の中に入り込み着床します。
一方、子宮外妊娠は、受精卵が子宮内膜以外の場所(卵管、卵巣、腹腔、子宮頚部など)に着床してしまうのです。

このようになる可能性は1%未満といわれていますが、そうなった場合は手術が必要になります。

「妊娠検査薬が陰性になる」とても希なケースではありますが、可能性は排除できませんし、もしそうなった場合は早急な対応が必要となりますので、このブログのテーマの一つとして説明させていただきました。

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なお、子宮外妊娠になると、胎児が発育せず流産になったり、卵管が破裂したりして、腹腔内に出血がたまり、下腹部痛が起こることがあります。
また、少量の出血が持続することが多く、腹腔内出血の量と速さから、程度の違う下腹部痛が起こります。
また、ほとんど痛まなかったり、突然強い痛みが起こったりすることもあります。

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妊娠検査薬が陰性か疑わしいとき

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妊娠検査薬で、いったん陰性がでたものの、体調がいつもと違い、判定が本当かどうか、陰性か陽性か疑わしい場合があると思います。

そんなときは、いつ再検査をすべきでしょうか。

妊娠検査薬の判定のしるしの濃い薄いにかかわらず、陽性を示す腺がでれば妊娠という判断でいいでしょう。



生理予定日の1週間以降に検査をして陰性の判定が出たにもかかわらず、それでもまだ妊娠しえているかどうかが心配な場合は、3日後に検査してみましょう。

その際は、しっかりと妊娠検査薬に尿をかけるなど、使用説明書をよく読んで、正しく行ってください。

それでもなお陰性で、でもまだ疑わしい、不安だということであれば、もはや妊娠検査薬ではどうしようもできませんので、産婦人科に出向き、しっかりと検査を受けてください。

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尿が薄すぎて妊娠検査薬が陰性になる場合

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妊娠しているのに、尿が薄すぎてしまい、妊娠検査薬が陰性になってしまう場合があります。

水分を多量に取った後は、尿が非常に薄くなってしまうことから、妊娠の判定要素である尿中にある妊娠ホルモンが実際よりも薄くなってしまいます。このために妊娠検査薬では陽性をしめすことができず、陰性の判定となるのです。


このケースは、妊娠初期に特に見られる現象です。
妊娠初期であっても検査結果を確実にするためには、朝起きて最初に排尿する尿で検査することをおすすめします。

朝一番の尿は、一日の中でも妊娠ホルモン濃度が最も高い状態です。このため、妊娠検査薬が誤判定する可能性がかなり低くなります。

こうしたことから、極めて妊娠初期の場合は、朝起きてすぐの尿による検査がおすすめです。

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海外製の早期妊娠検査薬について

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海外製の早期妊娠検査薬というのがあります。これは妊娠ホルモンの感度がとても高いため、生理予定日前でも検査できるのですが、陰性の確率はどれくらいでしょうか。

早期妊娠検査薬の感度と、普通の妊娠検査薬の感度を比較の一例をあげると、国産メーカー(薬局で購入できる物)は妊娠ホルモン(HCGホルモン)の感度が50~100mgUhcgという値ですが、早期妊娠検査薬は20mgUhcgと少ない量でも反応するらしいです。


一方、生理予定日3日前から陽性反応が確率は約52%、2日前は約70%、1日前だと約85%です。

見方を変えると、妊娠していても、陰性反応である確率が、

生理予定日の3日前で48%、2日前で30%、1日前だと15%ということになります。

早期妊娠検査薬で陰性が出たからといって、妊娠していないと決めつけるのは早すぎると言えるでしょう。
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妊娠検査薬と生理予定日の関係

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妊娠検査薬生理予定日を把握した上で利用する必要があります。
しかしながら、妊娠したかもしれないと思うと生理予定日がくる前に気があせってしまい、待ちきれずに妊娠検査薬を使用してしまうことが多いのではないでしょうか。

確かに妊娠は一大事であり、望む妊娠、望まない妊娠、事情は違えどもいちど気になると妊娠検査薬で一刻も早く検査したくなります。特に最近は早期の妊娠検査薬なるものが流通しており、生理予定日を待たずに妊娠しているかどうかを確認できる(こともある)ものが出てきました。

しかし、妊娠検査薬の仕組みは生理予定日と密接な関係があります。
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妊娠検査薬は、尿の中に含まれる妊娠ホルモン(hCG)の存在をみるものです。
この妊娠ホルモンは妊娠しないと出てきませんので、いわゆる想像妊娠では分泌されません。
妊娠すると生理予定日を過ぎたあたり(妊娠4週目)から尿の中に妊娠ホルモンが混ざりはじめ、、妊娠2ヶ月から3ヶ月あたりにピークを迎え、以降は出産するまで出続けます。

したがって、生理予定日前だと妊娠していたとしても尿にまざる妊娠ホルモン量が微少であるため、妊娠検査薬に反応しない場合があるのです。
早期妊娠検査薬は、妊娠ホルモンが極めて微量でも反応するように作られています。したがって生理予定日前でもわかる可能性があるわけですが、反応が陰性だった場合、妊娠していないことを結論づけられるものではありません。


本来なら生理予定日から一週間すぎたあたりで測れば十分な効果が出るといわれていますので、妊娠検査薬による結果に信憑性を求めるなら、生理予定日を意識した妊娠チェックをする必要があります。

生理予定日を大幅に過ぎてもなお、妊娠検査薬で陰性の反応であれば、おおかた妊娠していないと思われますが、それでも妊娠している場合があります。妊娠ホルモンは正常に着床した場合に分泌されるものであり、子宮外妊娠の場合など、異常な妊娠の場合は妊娠ホルモンが出ない場合があるからです。

この場合は専門医の診察が必要になりますので、不安を感じる場合は産婦人科にかかることが必要になります。

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生理周期が解らない場合の妊娠検査薬の使い方

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妊娠しているのに妊娠検査薬が陰性になることを防ぐために、妊娠ホルモンが尿に出始める生理予定日の1週間後から検査するのが基本です。

では、生理不順などにより、生理周期がわからない場合は、一体、何を目安にして検査時期を計ればいいのでしょうか。

それは「性行為をした日から3週間後」が目安となります。

というのは、受精する時期は、排卵日あたりの1日~2日です。

このときの受精の有無にかかわらず、高温期が2週間続いて生理開始となるのが普通です。これが1週間遅れたとなると、ちょうど「性行為をした日から3週間後」となるわけです。

妊娠3週目から4週目が、妊娠検査薬が反応する割合が最も多い時期です。上記を目安に検査してみましょう。

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妊娠検査薬で陽性だったのが陰性になった場合

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妊娠検査薬で陽性になったのに、その後生理があったり、再検査で陰性なってしまう場合があります。
これは、ごく早期の自然流産の可能性があります。


この場合を時系列で説明すると、受精卵が着床して一時的に妊娠ホルモンが分泌されたことから、妊娠検査薬が陽性になったものの、その後、流産によって妊娠ホルモンの分泌が減少し、陰性になった、と考えられます。


「早期流産」とは、妊娠22週(妊娠約6ヶ月)未満のうちに、胎児が子宮の中で育たず、妊娠が中断してしまうことです。

その原因のほとんどが染色体の異常や受精卵の未発達などで、母体に流産の原因があるというよりは、受精卵側に原因があることが多いようです。

卵子の異常は、加齢とともに増える傾向があることから、高年妊娠の場合は、流産する確率も高くなります。
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妊娠検査薬を陰性と見まちがう場合

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妊娠検査薬は判定に1分だけ済むなどPRしており、多くはすぐにわかります。

しかし妊娠ホルモンが極めて少ないせいか、判定までさらに時間を要したという話も聞きます。

つまり、本当は妊娠検査薬では陽性を示しているのに、その判定が出る前にチェックし、陰性であったと判断してしまうのです。

ただし、商品によっては、10分過ぎてからの判定をやめるように指示しているものもあります。
これは、蒸発線というものが出てしまう場合があり、正しい判断の妨げになるからです。

したがって、使用説明書をよく読んで、正しい時間をおいて判断しましょう。
おそらくは、1~3分になると思います。

もちろん「生理予定日+1週間後」も守って行いましょう。


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妊娠検査薬が陰性になる最も多いケース

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妊娠検査薬の検査方法は尿を検査薬にかけるというものです。これにより妊娠によって初めてできる妊娠ホルモン(hCG)の有無を調べることになります。

 しかし、妊娠ホルモンができ始める時期があります。これは生理が遅れ始める頃から少しづつ尿に出始め、妊娠3か月頃をピークに、出産するまで尿に存在します。 

したがって、妊娠検査薬によりわかる時期は、「生理が約1週間遅れたころから」ということになります。

 また、妊娠検査薬で陽性反応がでたのは、妊娠3週目から4週目が多いという結果も出ています。 これは排卵日から数えて8日~21日後前回の生理日から21日~34日後となります。 

しかし、「赤ちゃんできたかな?」と思うと、いてもたってもいられないのがほとんど。 妊娠検査薬の

効果が出る時期、つまり、妊娠ホルモンがしっかりと分泌され、妊娠検査薬に反応するだけの量が分泌する前に検査してしまった場合は、結果として妊娠しているのに検査薬は陰性になる、というケースになるわけです。

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